今回は決済の設定方法について解説します。 Shopifyには、Amazon Payや Shopify Paymentなど複数の支払い方法を設定できます。取り扱う支払い方法を検討して、設定をしましょう。 今回は「Shopify Payment」と「銀行振込」の設定方法についてご紹介します。 ◼︎このページでの目標 決済方法について理解する 決済方法の設定ができるようになる 決済の設定はストアで販売する際に必要なので、正確に設定できるようにしましょう。 決済設定方法 まず、決済方法の設定をするために管理画面の「設定」>「決済」をクリックします。 この画面で決済関係の設定ができます。 Shopify ペイメント まずは、Shopify ペイメントの設定をしていきます。 「決済」画面に表示されている、「Shopify ペイメントを有効にする」をクリックします。 クリックすると、Shopifyペイメントの設定画面が表示されます。 表示された画面で、「ビジネスの種類」は今回は「個人事業主」を選択します。 法人の場合は、「法人」を選択しましょう。 「ビジネスの種類」を選択すると詳細情報の入力画面が表示されるので、必要な情報を入力します。 画像は「個人事業主」を選択した場合です。 「商品の詳細」には販売商品の概要を入力します。 「お客様の請求明細書」の欄で入力した情報は、ストアで購入したお客様に請求する際の宛名で使われます。 次にストアの売上金を受け取る口座を入力します。 入力した内容に問題がなければ、「アカウントの設定を完了する」をクリックします。 これでShopifyペイメントの設定が有効になりました。 クレジットカード払いの設定 続いて、お客様が決済時にクレジットカードを利用できるように設定します。 Shopifyペイメントの「管理する」をクリックします。 「利用中の決済サービス」の欄にある、「VISA」「MasterCard」「American Express」にチェックが入っていることを確認しましょう。 JCBの利用については、事前に審査が必要になります。 Shopifyペイメントのアカウント設定が完了すると、JCB使用前の個別審査が自動的に開始します。 審査の手続きには通常3週間程度かかるので、余裕をもって設定するようにしましょう。 以上で、クレジットカードの利用の設定が完了しました。 Shop Pay・Apple Pay・Google Payの設定 クレジットカードと合わせて設定しておきたい決済方法として、 Shop Pay Apple Pay Google Pay の3つがあります。 「Shop Pay」は、お客様がメールアドレス、クレジットカード、および配送と請求の情報を保存できる簡単なチェックアウトです。 特に、お客様がShopifyストアでShop Payをすでに選択している場合、お客様はチェックアウト時に時間を節約できます。 これらの決済方法も利用するお客様が一定数いるため、決済で利用できるように設定しておきましょう。 「設定」>「決済」の「Shopifyペイメント」の右上にある「管理する」をクリックします。 一覧に3つの決済方法が表示されているので、設定したい決済手段にチェックを入れます。 今回は3つ全ての決済手段にチェックを入れます。これで、設定は完了です。 ちなみに、Apple Payは、以下の条件を満たすお客様にのみ表示されるようになっています。(Shopify 公式サイト参照) Apple Payをサポートするデバイス [Apple Pay] ボタンにアクセスするには、お客様が次のいずれかのデバイスを使用する必要があります。 iPhone (SE、6、6 Plus、またはそれ以降) iPad (Pro、Air 2、Mini 3、またはそれ以降) Apple Watch Touch ID付きMacBook Pro すべてのMacモデル (2012年以降) とApple Payを有効にしているiPhoneまたはApple Watch 以上のような条件はありますが、これでShop Pay・Apple Pay・Google Payの設定も完了しました。 銀行振込 続いて銀行振込の設定方法について解説します。 先ほどと同じように「設定」>「決済」に進み、「手動の決済方法」から「銀行振込」を選択します。 選択すると、銀行振込の設定画面が表示されます。 表示された入力欄にそって情報を入力していきましょう。入力した情報は決済画面でお客様に表示されます。 最低限入力しておきたい項目は以下の5つです。 振込先の口座 〇〇日以内に入金してほしいなどの振込期限 〇〇日経過しても入金がない場合はキャンセル扱いになるなど注意書き 入金後に発送を行う旨 振込手数料はお客様負担になるという注意書き これらの項目を参考に入力をしてください。 入力する内容のフォーマットを作成していますので、そちらも参考に入力してみましょう。 下記の銀行口座にお振り込みください。【振込先】 1、銀行名 XX銀行 2、支店名 XX支店 3、口座種類(普通) 4、口座番号 XXXXXXX 5、口座名義 XX 6、振込期間 ご注文後日よりX週間以内※ 振込手数料は、ご負担頂けますようお願い申し上げます。※ お支払いが確認でき次第、商品を出荷させていただきます。※ 振込期間内にお支払いを確認できなかった場合は、注文をキャンセルさせていただきます。 これで、銀行振込の設定は完了しました。 注文確認メールに振込先を記載する お客様が商品代金を「銀行振込」できるように、「銀行振込」を利用した注文の場合は注文確認メールに銀行振込に関する情報を表示させましょう。 なお、ここからの編集はメールアドレスの認証が必要です。 管理画面で画像のような表示がある場合は、先にメールアドレスの認証を完了させてから編集をするようにしましょう。 メールアドレスの認証が完了したら、管理画面の「設定」>「通知」から、「注文の確認」を選択します。 メールの編集画面が表示されるので、右上の「コードを編集」をクリックします。 下記のサンプルのコードをコピー&ペーストしていただくと、メール本文が完成します。 【 サンプルコードはこちら 】 コードを編集している際に、わからなくなった場合は「デフォルトに戻す」というボタンがあるので、そちらをクリックして初期化をしてください。 まとめ 今回は決済方法の設定について解説しました。 Shopifyには今回紹介した決済方法の他にも設定できる決済方法があります。 決済方法がたくさんある方がお客様の購入のしやすさも変わるので、なるべく多くの方法に対応できるようにしましょう。