今回は決済テストを行います。ストアをオープンしてから決済のトラブルが発生してしまうと、とても大変です。トラブルが起きることのないように、事前に決済テストを行っておきましょう。 ◼︎このページでの目標 決済テストの方法を理解する Shopifyペイメントで決済テストを行う 決済テスト Shopifyで決済テストを行う方法は、2種類あります。 Shopifyペイメントのテストモードを使用する方法 ShopifyのBogus Gatewayを使用する方法 今回は、Shopifyペイメントのテストモードで決済テストを行います。 Shopifyペイメントのテストモードで決済テスト テストモードでは、お客様の注文に対しての支払い方法や、注文の処理方法などをテストすることができます。 テストモードが有効になっている間は、実際のクレジットカードを使って注文を支払うことはできません。 また、Shopifyペイメントのテストモード機能では、Shop PayやShop Payの分割払いのテストには、使用できません。 それでは順番にテストの設定を行っていきます。 Shopifyペイメントをテストモードに設定する まずは、Shopifyペイメントをテストモードに設定しましょう。 管理画面から「設定」>「決済」へ進みます。 Shopifyペイメントの欄で、「管理」をクリックします。 「テストモード」の欄にある「テストモードを使用する」を選択しましょう。 最後に「保存」をクリックします。 これでテストモードに設定ができました。 成功した取引のテスト まずは、成功した取引のテストを行っていきます。 商品を選択してカートに入れ、チェックアウト画面までは通常の商品購入と同じように進めます。 チェックアウト画面の決済時に、以下の条件で決済手続きをしましょう。 カード名:少なくとも2文字は入力 有効期限:将来の日付を入力 セキュリティコード:3桁を入力 カード番号:以下のいずれかの番号を使用 カードタイプ テストで使用するクレジット番号 Visa 4242424242424242 Mastercard 5555555555554444 アメリカンエキスプレス 378282246310005 Discover 6011111111111117 Diners Club tel:30569309025904 JCB 3530111333300000 決済が終了すると、画像のような購入した商品名や金額、配送料が記載された注文完了情報が表示されます。 内容に不備がないかチェックしましょう。 失敗した取引のテスト 続いて、決済が失敗するパターンのテストも行います。 失敗するパターンもテストすることで、表示されるエラーメッセージの確認ができます。 以下の条件で決済することで、それぞれのエラーメッセージを表示させることができます。 クレジットカード番号:4000000000000002を使用して、カード拒否メッセージを生成します。 クレジットカード番号:4242424242424241を使用して、不適切な番号メッセージを生成します。 クレジットカード番号:4000000000000259を使用して、異議が申し立てられた取引についてシミュレーションを行います。 無効な有効期限月 (13など) を使用して、無効な有効期限月のメッセージを生成します。 有効期限年に過去の年を使用して、無効な有効期限年のメッセージを生成します。 2桁のセキュリティコード番号を使用して、無効なセキュリティコードメッセージを生成します。 テスト注文を確認する テストモードでの決済が完了したら、管理画面の「注文管理」をクリックし、今回の注文が正しく反映されているか確認します。 そして、テストで行った注文をクリックし、発送状況や支払い状況の確認後、フルフィルメントの実行を試しておきましょう。 成功した取引の注文は、支払い状況欄が「未発送」と表示されているので、「アイテムをフルフィルメントする」をクリックします。 そして、発送済みに変更し、「お客様に発送を通知する」の項目にチェックを入れれば、お客様への発送通知メールの確認もできます。 商品の発送まで問題なくできれば、Shopifyペイメントのテストモードでの決済テストは無事に完了です。 まとめ 今回はShopifyペイメントのテストモードで決済テストをする手順を解説しました。 決済でのトラブルはストア開店後に発生すると、とても大変です。 ストアのオープン前に必ずテストを行い、スムーズに決済ができることを確認しておきましょう。